ピカチュウに癒される
8歳の息子は現在、ポケモンに夢中。
毎週欠かさずテレビを観るし、全話録画しているので、同じ放送を何度も繰り返し見ている。
本人曰く、「復習が大事」らしい。
学校や塾の勉強は、復習のふの字もお目見えしないが、ポケモンは別のようだ。
ポケモン図鑑が欲しいというので、妻に買ってもらって以降、常に傍らに置き、読んでいる。
買って間もないが、既にボロボロ。
1年以上前に買った新品同様の国語辞典とは大違いである。
でも、ポケモン。
この歳になるまでご縁がなかったが、けっこうおもしろい。
ピカチュウは「ピカ」しか言わないのに、えげつなくかわいい。
疲れたおっさんの心を癒してくれるし、人を和ますのに余計な言葉など要らないことを教えてくれる。
先日、ヨドバシカメラを訪れた際に、玩具売り場でピカチュウのおもちゃを買った。
表向きは息子へのご褒美だが、実際は自分のためである。
この低価格高性能マシン。
なんと、話しかけると応答してくれる。
「ピ~カ、ピ~カ、ピ~カ~チュ~」
「ピカ、ピカ~~、ピカ、ピカ~~」
夜な夜なピカチュウに話しかけては、その反応に酔いしれるおっさん。
さぞ不気味に違いないが、最近、妻も密かに魅了されていることに気付いた。
「ピカ」は全世界に通じる共通語。
ポケモンはこれからも国境を越えて、世代を超えて、世界中で愛され支持されていくことだろう。
もうしばらくは、家族で楽しませていただこうと思う。