『村上世彰、高校生に投資を教える。』を読む
今日は、というより今日も有給休暇を取得した。
このところハイペースで有休を消化している。
上司の眼も部下の眼も、まるでおかまいなし。
自分のペースを貫いている。
朝から梅田へ繰り出し、ヨドバシカメラでPC周辺機器と文房具を購入後、書店で2時間ほど様々なジャンルの書籍と触れ合った。
その中から『村上世彰、高校生に投資を教える。』を購入、帰宅後、一気に読み終えた。
本書を購入した理由は以前、テレビ番組で村上世彰さんがN高の生徒に投資を教えておられるのを目にし、興味深く見ていたから。
村上さんのポケットマネーから投資部の生徒一人につき20万円を与え、実際に株式投資をしてもらうという、まさに実践教育。
生徒たちは村上さんの助言を受けながら、実際に企業のIR担当に電話をしたり、企業訪問をしたりしながら、投資対象の銘柄を選ぶ姿が印象的だった。
何よりもそんなユニークな活動を率先して進めるN高自体に興味を持った。
開校当初にメディアにも大きく取り上げられていたので、N高の存在自体は知っていたが、自分の通っていた中学・高校とはあまりにも違うので、どこか異国の学校のように捉えていた。
それが最近、息子の友達のお兄ちゃんがN高に通っていることを知り、俄然、身近な存在に感じるようになった。
ホームページを見てみると、ネットコースだけではなく、通学コースもあるようだ。
学費もかなり高額なのだろうと思っていたら、普通の私学と変わらない。
特にネットコースは単位制学費を採用しているので、良心的だと思う。
今回のコロナ禍で全国の学校がオンライン教育の充実に悪戦苦闘する中、N高だけは余裕の通常運転。
まるで今回のことを予見していたかのような、時代を先読みした学校運営に改めて関心を持った。
できれば自分もこんな学校に通ってみたかった。
息子がもう少し大きくなり、進路に迷うことがあったら、こんなユニークな学校もあるよと、紹介してみようと思う。