脱力して生きていこう

人生の折り返し地点を迎えましたが、仕事に追われ続けてきたこれまでの職業人生に少し疲れてきました。一度しかない人生だから、自分の好きに、着の身着のままに生きてみたい。目標は50歳でセミリタイアすること。ここでは日常の出来事や発見、感動など、思うままに綴ります。

「論理的ではないでしょう!」と言われても・・・。

春先に新しい上司(とは言っても上司の上司)が着任して以来、えらい目に遭っています。
これまでの慣習や体制、企業文化など、まるでおかまいなし。
自らの信念に基づき、主張を押し通そうとされます。
妥協はありません。

 

「なぜできないの? そんなのおかしいでしょう? おかしいと思いませんか?」
会議のたびに毎回、詰め寄られます。
決してパワハラを受けている訳ではありません。
本人のこれまでの経歴と実績がすばらしく、その主張は基本的に筋が通っていて、重みがあります。
反論の余地はありません。
だからいつも蛇に睨まれたカエルのように、凍り付いてしまいます。

 

一番気の毒なのは私の直属の上司です。
真っ先に非難の対象となります。
私は上司のお供の立場なので、まだましです。

先日も、「論理的ではないでしょう! それでいいのですか!」と、けちょんけちょんにやられました。
職場に戻り、「そんなこと言われてもなあ…。」と、上司と二人でため息をつきました。

 

論理的って、いったい何でしょう?
改めて辞書を引くと、「理詰めに考える態度であるさま」とあります。
なるほど。
でも、わかるようで、わかりません。どこか腑に落ちません。
人間や組織は、論理だけでは動かないと思うのです。
「論理だけで人が動くのなら、とっくの昔に誰かがやっとるわ・・・。」
思わず愚痴りたくもなります。

 

気の毒な上司を間近に見ていて、これ以上は昇進したくないなと心底思ってしまいました。
たとえ大幅な昇給が約束されたとしても、ご勘弁です。
心身の健康の方が大事です。
何事も健康あってこそ、生きてくるものと考えます。

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