朝食を止めたら、下痢をしなくなった
若いころからお腹が弱く、3日に1度は下痢に悩まされていた。
外食をすると、その日の夜もしくは翌朝はかなりの確率でお腹を下したし、とりわけ豚骨ラーメンを食べた後は、ほぼ確実にトイレのお世話になった。
自分はそういう体質で、仕方がないものと諦めていたが、2カ月ほど前に書店で『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム 青木厚著)と出合い、一変した。
医学博士の著者が、空腹や断食の効用を紹介しているのだが、要は「1日3食という食習慣は、腸を酷使していて体に悪いし、パフォーマンスも上がらない。腸は16時間は休ませなさい」というものだった。
試しに実践してみようと思ったが、サラリーマンの身では、残業もあり、帰宅時間が不規則。空腹時間を16時間確保することは物理的に難しいので、とりあえず朝食を抜いてみることにした。
毎晩、20時~22時の間に夕食をとり、翌日の昼食は11時半頃にとるので、これであれば夕食後14~16時間は空腹時間を確保できる。
朝食を抜いた生活を始めて2カ月が過ぎたが、早速、効果と発見があった。
①下痢をしなくなった
②体重が減った
③午前中の仕事のパフォーマンスがあがった(ような気がする)
まず①については、嘘みたいに下痢をしなくなった。科学的な根拠は示せないが、これまで下痢をしていた理由は、単に食べ過ぎだったのかもしれない。腸に負担をかけすぎていて、腸が下痢という行為で警鐘を鳴らし続けてくれていたように思う。
豚骨ラーメンも食べてみたが、問題なかった。
②については、これまで61~62㎏であった体重が、59㎏台で推移するようになった。
(ちなみに私の身長は167㎝)
③は、午前中は頭が冴えており、眠気を覚えなくなった。よく昼食後の会議は居眠りが多いとされるが、冷静に考えてみれば、朝一番(朝食後)の会議も同じではないかと思う。とにかく最近、午前中は絶好調なので、複雑な仕事は午前中に取り組むようにしている。
以上、何気に始めてみた「腸活」だが、素晴らしい恩恵を受けた。このまま継続し、下痢なし生活の連続記録を更新していきたい。