『きのう何食べた?』を読み返す
昨日から、よしながふみ作の『きのう何食べた?』を読み返している。
西島秀俊さんと内野聖陽さんの男前コンビが近年ドラマで好演し、一気に注目が集まった本作だが、初刊の発売は2007年なので、けっこう前になる。
当時、近所の書店で偶然妻の目にとまり、面白そうだからと購入。
私も9巻までは読んでいたが、なにせ発刊のペースが遅いため、いつの間にかその存在を忘れていた。
先日、自分の部屋の断捨離が一通り済んだので、妻と子どもの本棚の整理に着手してみると、本作が16巻まで揃っていることを発見。
手に取り、少し読んでみたところ、これが面白い。
ただ、一気に読むと疲れそうなので、毎日1巻ずつ味わうことにした。
勤め人の平凡な日常が舞台だが、なぜか引き込まれる。
私は、そっちのケはないが、主人公の人付き合いや職業観には共感を覚える。
料理の描写も巧みで、愛読していた池波正太郎作品の食べ物のくだりを読んでいるような気がするので、好きだ。
22時を過ぎた。
今から2巻を読み、寝ようと思う。