マメシバを飼いたい
最近、はまっているYouTube番組がある。
番組名は「豆柴がいる暮らし / Life with Mameshiba」
中年のおっさんが毎晩、主役の”ヒナタ”ちゃんの表情や行動に癒されている。
以前、戸建てに住んでいたときには、レトリバーを飼っていた。
結婚してしばらくの間、子どもを授からなかったので、愛犬が子ども代わりだった。
その後、息子が生まれ喜びに浸るものの、半年後に愛犬が病に侵され亡くなった。
まるで自分の役目を終えたかのように、自宅で静かに息を引き取った。
あれから8年。
ペットロスからも立ち直り、住まいも変えた。
犬は人間よりも先に死ぬ。
亡くしたときの喪失感がきついので二度と飼うまい、と思っていたが、毎夜パソコン画面に映し出される光景に、すっかりやられてしまった。
思い切って妻に「飼ってみいひんか。」と言ってみたところ、
「はあ? マンションやし。どうせ世話するの私やし。無理」と、一蹴された。
それでも諦めきれないので、今度は息子を丸め込み、息子からもお願いさせてみた。
「母さん、犬、飼いたい。」
「無理。」
瞬殺されたようだ。
目下、作戦を練り直し中である。