160.3兆円に思う
財務省から毎年、『もっと知りたい税のこと』という冊子が職場宛に送られてくる。
「経理関係者はちゃんと勉強しておけ!」というご好意なのか、あるいは「国の借金は深刻だから税金をたくさん払ってね」というメッセージなのか、送り主の意図は分からない。
今となっては誰が依頼もしくは承諾したのか不明だが、とにかく毎年、冊子が届く。
本日、その最新版が届いた。
生真面目な私は早速、昼休みに読んでみた。
さすが、エリート集団。
中学生でも理解できるように、やさしい表現で厳しい事情を伝えている。
素直な青少年であれば、「消費税は必要。税率をもっとあげないといけない。」と、なるのかもしれない。
令和2年度の一般会計歳出予算、160.3兆円。
巨額すぎて数字だけ見てもぴんとこないが、示されたグラフを見ると、ぐぐっと来るものがある。
財務省のホームページにはいろんな情報や資料が掲載されていて、たまに見ると面白い。
国のバランスシートなども公開されているので、教材としても活用できると思う。
国の財政については、メディアや学者たちが様々な見解を示している。
正直なところ、私には何が正しいのか、分からない。
分かっていることは、
・借りたお金は(普通は)返さないといけない
・おいしい話には必ずウラがある
ということだけ。
まあ、国と一般家庭を同レベルで考えてはいけないのだろうけど。