オンライン飲み会は定刻で強制終了する仕組みが必要
昨日、所属サークルが主催するオンライン飲み会に参加した。
オンラインの会議や商談は慣れてきたが、飲み会は初めての経験。
この日はZoomを利用し、集まった10人が各自の仕事や最近の話題について思い思いに語り合った。
オンラインでは難しいと思ったことは、発言するタイミング。
会議と違って、とくに進行役がいる訳ではないので、どのタイミングで発言してよいのか、終始わからなかった。
他人が話しているのを遮ることは避けたいので、はじめは聞く一方で、だんまり状態が続いた。
しばらくたって、いい加減その様子を見かねたのか、どなたかが名指しで質問してくれたので、ようやく発言の機会を得た。
ただ、そのときには既にほろ酔い状態だったので、無様なところをお見せしたかもしれない。
飲み会の予定時間は当初1時間だったが、定刻を過ぎても続いた。
正直なところ最後の10分ぐらいは苦痛だった。
実店舗であれば、店員さんが「お客様、そろそろお時間ですので・・・」と声掛けをしてくれるだろうから、解散しやすい。
でも、オンラインの場合は「完全個室」なのでそうもいかず、結局、30分オーバーで終了した。
画面上では相手の疲労度や心情を察することが難しく、誰かが勇気を出してお開きを切り出さないと、ズルズルと時間が経ってしまう。
サークルの会合でもこんな感じだったので、仕事となるともっと気を使わないといけないことだろう。
だから、仕事でオンライン飲み会はやらない方が無難だと思う。
どうしても実施するのであれば、年長者や上司が責任を持って定刻で打ち切るか、もしくは定刻になったら強制終了するような仕組みをシステム上で設けるか、条件設定が必要だろう。
あるいは個人毎に「本日の私の退出時刻」を画面上で共有できる機能があってもいい。
昨日も実際にあったが、途中退席する人が気を使わなくて済むからだ。
「あと5分で強制終了します」「あと10秒、9、8、7・・・」のようなアラートが表示されたらなあ。
画面に映る真っ赤な顔をした情けない自分の姿を見ながら、そう思った。