脱力して生きていこう

人生の折り返し地点を迎えましたが、仕事に追われ続けてきたこれまでの職業人生に少し疲れてきました。一度しかない人生だから、自分の好きに、着の身着のままに生きてみたい。目標は50歳でセミリタイアすること。ここでは日常の出来事や発見、感動など、思うままに綴ります。

定額給付金が早くも入金された!

昨日、定額給付金を当てに大型の買い物をした話をこのブログで綴った。

本当に入金されるのか? と懸念していたわけだが、本日、家族3人分の計30万円が指定の口座に入金されていた。

市に申請書を送付したのが6月5日だから、わずか2週間で入金されたことになる。

早い! 早すぎる!

人口の多い自治体なので、早くても月末だろうと思っていただけに、驚いた。

 

経理業務に携わったことのある方なら分かると思うが、送金はそう簡単に事が済む作業ではない。

・担当者が受領書類に不備がないか確認し、会計システムに口座情報を入力する

・入力した口座情報に誤りがないか、別の担当者と読み合わせをするなどして確認する

・送金データを作成し、上席者に提出する

・上席者は金額に誤りがないか、二重で振り込んでいないか、などを確認し、問題がなければ決裁印を押す

おおよそ以上のような流れを経て、金融機関へ出金伝票・依頼が届く。

対象は数万件にのぼるわけだから、関係者の方の尽力には頭が下がる。

 

政治家や中央省庁の高級役人、入金が遅いと騒ぎ立てる輩に、コロナ禍のとばっちりを受けた前線の苦労が分かるだろうか?

振り込みはロボットがしているのではない。

生身の人間が、ミスは絶対に許されないという重圧の中、連日連夜作業しているのである。

定額給付金しかり、中小企業・個人事業主への支援金しかり、学生への支援金しかり。

わが身に置き換えてみたら分かるはずだ。

金融機関の窓口で振込用紙を1枚記入し、手続きをするのに少なくとも5~10分はかかる。

それが何万件だ。

しかも本業とは別のイレギュラー作業としてやっているのだ。

 

オラが町のスタッフの皆さんに敬意を表したい。

ありがとうございます。

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