灘中に合格する子は学力のほかに何を持っているのか
書店の新刊コーナーに並んでいて、思わず買ってしまった。
有名進学塾・浜学園の園長さんの最新の著書である。
東大よりはるかに難しいとされる灘中学。
以前、仕事で同校を訪問した際には、思わず正門前で記念撮影をしてしまった。
そのぐらい自分とは無縁の別世界の学校であることは間違いない。
先ほど読み終えた。
灘中に合格する子は学力のほかにいったい何を持っているというのだろうか?
それがよく分からない・・・。
まともに塾に通ったことがない、当然中学受験も経験していない、凡人の私には理解できないのかもしれない。
その一方で、「勉強すると、成長するから嫌だ! 大人になりたくない!」と毎日叫んでは宿題を放置し、ポケモン、ゾイドワイルド、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ワンピース、鬼滅の刃の世界へと現実逃避する息子。
その気持ちはよく理解できる。
小6の夏休み40日間は、睡眠・食事以外は勉強に集中。
私には無理である。
息子も無理だろう。
でも、それでいい。
そのことが理解できただけでも、読む価値はあった。
そう思う。