脱力して生きていこう

人生の折り返し地点を迎えましたが、仕事に追われ続けてきたこれまでの職業人生に少し疲れてきました。一度しかない人生だから、自分の好きに、着の身着のままに生きてみたい。目標は50歳でセミリタイアすること。ここでは日常の出来事や発見、感動など、思うままに綴ります。

コロナ禍で一気に年老いた義父

昨日、久しぶりに義父を囲んだ食事会を開きました。
コロナ以前は2カ月に一度のペースで、義父と妻の姉夫婦、私の家族で食事会を催していましたが、コロナの影響で激減。
昨日は約1年ぶりの開催となりました。

 

店の入口で義父と会った瞬間に、かなりやつれられたな、と感じました。
食事が始まり、一連の仕草や会話からも、老化が10年分ぐらい進んだように思えました。

義父は15年前に義母に先立たれて以来、ずっと一人暮らしが続いています。
しばらくは落ち込んでおられましたが、社交的な方なので、友人と旅行に出かけたり、ゴルフに行ったりして、それなりに老後を満喫されていました。

しかし、コロナ禍でそういった交流も減ったようで、自宅で孤独に過ごす時間が増えたようです。
義父は70台後半なので、まだ早いと思っていましたが、高齢者が自宅に引きこもると、運動不足による足腰の衰え、会話不足による脳の衰えが進むとされています。
酔いが回ったせいか、店を出てから自宅までまっすぐ歩けない義父の腕を支えながら、改めてそのことを認識しました。

義父にはこれまで本当に良くしていただきました。
唯一の孫にあたる息子の成長が、義父の生きる活力の源泉になっているようです。
息子も小学生ながらに何かを感じたようで、別れ際に「また会いに来るから、じいじ、お酒飲み過ぎたらあかんで」と注意を促していました。
コロナ禍によって中断していた家族会をコロナ以前の状態に戻そうと決意しました。

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