脱力して生きていこう

人生の折り返し地点を迎えましたが、仕事に追われ続けてきたこれまでの職業人生に少し疲れてきました。一度しかない人生だから、自分の好きに、着の身着のままに生きてみたい。目標は50歳でセミリタイアすること。ここでは日常の出来事や発見、感動など、思うままに綴ります。

コーヒーを毎日、自分で淹れる修行の日々

私は毎日、自分でコーヒーを淹れて飲んでいる。

平日は夕食後に、休日は昼食後が多い。

コーヒーは昔から好きでよく飲んでいたのだが、書店で手にした1冊の書籍がきっかけで、2年ほど前から自分で淹れるようになった。

今や私の日課であり、大切な趣味の一つとなっている。

 

豆はいつも自宅から徒歩5分の珈琲専門店で調達している。

購入銘柄はオーガニック・コロンビア、注文量は200gと決めている。

1回で25gの豆を消費するので、週に1回のペースで通っている。

コロンビアを選ぶ理由は、近所の喫茶店でよく飲んでいたから。

初めて自分でコーヒーを淹れたときに選んだのもコロンビアで、この2年、ほぼ毎日飲み続けている。

同じ銘柄でないと自分の淹れ方の良し悪しや進歩が分からないので、技術に自信が持てるまでは、同じ銘柄を飲み続けることにしている。

 

道具もひととおり買い揃えた。

以前は手回しのミルを使っていたが、どうしても粉が均等に揃わないので、電動ミルを購入した。

すると、味が格段によくなり、安定するようになった。
決して安くはない代物だったが、今はとても満足している。

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手動ミル

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コーヒーを始めた当初は、生豆を買って、自宅のキッチンで夜な夜な焙煎をしていた。

これはこれで楽しかったのだが、家中にコーヒーの匂いが充満し、部屋干ししていた息子の服にまで浸み込む始末。

妻に頼むから止めてくれ」と懇願され、断念した。

仕方がないので、今は専門店で焙煎豆を購入し、もっぱら抽出のみに専念することになった。

一見、ただお湯を注ぐだけなのだが、温度や淹れ方で味はそれなりに変わる。

そこが難しくもあり、面白いところでもある。

最近になって、ようやく自分の好みの味が出せるようになった。

 

自分で淹れたコーヒーを片手に、好きな音楽をかけて、皆さんのブログを読む。

この至福のひとときを楽しんでいる。

無趣味だった私を素敵な世界に導いてくれた冒頭の書籍には感謝している。

だからコーヒーをよく飲まれる方には、ぜひ一度ご自身で淹れられることをお勧めしたい。

茶道のような感覚に浸れて、いい気分転換になると思う。

そのうえ経済的にもお得だ。

私の場合だと、200gのコーヒー豆の仕入れ価格は1,080円。

1回につき25gの豆を使って、300mlのコーヒーを抽出しているので、1回あたりのコストは135円となる。

茶店だと1杯(180ml)400~500円するだろうから、かなり割安だ。

さすがに缶コーヒーやコンビニコーヒーには負けるが、味の差は歴然としている。

とくに缶コーヒーは、コーヒーとは違う飲み物だということが改めてよく分かると思う。

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