住宅業界も大変のようだ
朝から近所に住む大学時代の後輩君に預かり物を持参した。
ずっと渡そうと自宅に保管していたのだが、いつでも渡せると思い先送りにしているうちに2年近く経っていた。
コロナ禍の影響で彼もおそらく在宅勤務だろうと思い、久しぶりに連絡してみると、案の定、自宅に籠っているとのこと。
この機会を逃してはならないと、昨日手入れしたロードレーサーに乗り、念願を果たすことになった。
今日も好天に恵まれ、絶好のサイクリング日和だった。
後輩君は自宅前で待機してくれていて、無事に手渡すことができた。
互いの近況報告をすると、すぐにコロナの話題となった。
彼はハウスメーカーに勤務しているのだが、今は営業所が閉鎖状態で、新規のお客さんを受け入れる体制になっていないとのこと。
「先行きが全く見えず、仕事をする気力が次第に萎えてきた」と話していた。
「どこも大変やな」と共感すると、「育ち盛りの子どもが3人もおるから、頑張らなしゃーないですわ」とのこと。
私も心が折れかかっていたが、久しぶりに会った後輩君の姿と言動に、少し元気をもらった。
「落ち着いたら、またゆっくり飲みに行きましょう」
別れ際にかけてもらった言葉を糧に、もう少し頑張ってみようかな。
コロナに翻弄されている毎日だけど、まずはこの機会だからこそできることが他にないか、探してみようと思う。